
どこから改善すれば良いですか?

そんなあなたは、『ポータブルスキル』という言葉を知っていますか?
書類選考や面接が上手くいかないのであれば、『ポータブルスキル』の表現やまとめを改善すると上手くいくかもしれません。
本記事の内容
- うまく表現して転職を有利に! ポータブルスキルを知る。
- ポータブルスキルが、転職活動に必要な理由
- ポータブルスキルをうまく表現。内定が出やすい自己PRの作り方
うまく表現すると転職に有利! ポータブルスキルとは?
あなたは『ポータブルスキル』という言葉をご存じでしょうか?
意味はその名の通り仕事をする上での『持ち運び可能な能力』です。
この厚生労働省が提唱している『ポータブルスキル』は、会社が変わって「業種や職種が変わっても通用する、持ち出し可能な能力」であると定義されています。
つまり、どこの会社でも通用する共通のスキルということです。
どこの会社でも通用するスキルが高く多ければ、当然採用担当者も入社後に活躍してくれそうで内定も出したくなるものです。
では、早速その内定を出したくなってしまうポータブルスキルとはどのようなものなのでしょうか?
それは大きく分けると、「専門知識・専門技術」・「仕事の仕方」・「人との関わり方」の3つに分類されます。
ポータブルスキルの構成要素とは
「業種や職種が変わっても通用する、持ち出し可能な能力」である『ポータブルスキル』の構成要素は、こちらです。
【専門知識・専門技術】×【仕事の仕方】×【人との関わり方】
それを、詳しく見やすくまとめたものが下の表です。

これまでの転職市場では、即戦力になる『専門技術』や『専門知識』が重視されれてきました。
しかし、業種や職種を超えた転職活動を成功させるためには、どの職場でも必要な『仕事の仕方』や『人との関わり方』が重要視されてきます。
転職活動がうまくいっていない人は、このどのような職場でも活躍するために必要な、この『仕事の仕方』や『人との関わり方』の表現が足りていないのではありませんか?
では、この『仕事の仕方』や『人との関わり方』の観点をまとめましたので見てみましょう。
『仕事の仕方』の観点
① 現状の把握
自分や会社が取り組むべき課題やテーマを設定するために行う情報収集やその分析の仕方
② 課題の設定
事業、商品、組織、仕事の進め方などの取り組むべき課題の設定の仕方
③ 計画の立案
担当業務や課題を遂行するための具体的でわかりやすい計画の立て方
④ 課題の遂行
予期せぬ状況への柔軟な対応や責任の取り方
『人との関わり方』人の観点
① 社外対応
顧客・社外パートナー等に対する納得感の高いコミュニケーションや利害調整、合意形成の仕方
② 社内対応
経営層・上司・関係部署に対する納得感が高いコミュニケーションや指示の獲得の仕方
③ 部下のマネジメント
メンバーの動機づけや育成、持ち味を活かした業務の割り当ての仕方
ポータブルスキルが、転職活動に必要な理由
「中高年ホワイトカラーの中途採用実態調査」によると、採用担当者へのアンケート調査で、採用後もっと評価しておけばよかったと思う上位2項目は次のとおりです。
・『専門性以外の職務遂行能力』
ポータブルスキルをうまく表現し、内定が出やすい自己PRの作り方
では、どうやって抽象的な自分のポータブルスキルを表現すればいいのでしょうか?
なかなか自分のことを改めて考えると難しいですよね。
そんなあなたに、とても簡単に自分のことがまとめることができるツールをご紹介します。
これを使って自分のことを棚卸をして、結果に具体的なエピソードなどを加えていくと、あなたのオリジナルなポータブルスキルが完成します!

人にはそれぞれ長所も短所もありますが、この『グッドポイント診断』は、18種類の中からあなたの強みを5つ診断してくれます。
この『グッドポイント診断』は、リクルートキャリアのノウハウからできた無料のサービスです。
ぜひ診断してみて、あなたのポータブルスキルをまとめて職務経歴書に表現し内定を勝ち取りましょう。
『グッドポイント診断』は、参考までに、『グッドポイント診断』を受けた求職者と、それを受け取った企業側の感想をご紹介します。

少しの行動が、新しい将来の第一歩につながります。