

でも転職活動をしてるけど、正社員の事務職の求人は競争率が高く内定がもらえない。
どうすれば、契約社員の私が事務職の正社員の内定をもらえるの??

契約社員の現状から、正社員で働きたいのですね。
結論は、『可能』です。
実際に最近私が面談した40代の女性が、戦略的に2回の転職をすることで正社員を勝ち取った情報を公開します。
この戦略はマネしやすいので、正社員になりたい方は一度読んでおくと損はありません。
【結論】契約社員から事務職で正社員に転職できます
・現在契約社員の人が、事務職の正社員になった転職方法(再現性あり)
・契約社員のA氏(40代・女性)がとった正社員になるための転職戦略
記事の後半には、2度の転職戦略の途中で注意するポイントも解説していますので、そこにもご注目ください。
では早速、見ていきましょう。
【疑問①】転職2回で契約社員から正社員(事務職)になった人ってどんな人?
契約社員から、正社員に転職する事って正直に言って結構難しいです。
まして、事務職の正社員であればなおの事。
どうしても、新卒や20代の採用、派遣社員を採用することが多く、30代以上で正社員で事務職を目指すのは高き門と言えます。
しかし、戦略的な2度の転職で、それを実現している人達がいます。
特に難しいことをした訳でもなく、だれにでも同じようにできる可能性あり。
では、この契約社員から正社員になれたAさん(44歳・女性)は、どんな人でしょうか?
個人情報が特定されない程度で紹介します。
特別な経験はないAさん(44歳・女性)
Aさんは、地方に住むごく普通の女性。
お子さんが中学生になり、正社員でお仕事をしたいと2年前に相談受けました。
正社員になりたい強い意志はお持ちでしたが、現実は高いハードルがある事も理解していらっしゃいました。
そこで正社員になるための戦略を立て、戦略的に2回の転職をすることで今年、念願の正社員での事務職になられました。
年齢・性別・学歴 | 44歳・女性・短大卒 |
---|---|
エリア | 九州 |
これまでの在籍会社数 | 4社(子育てのためブランクあり) |
主な職歴 | ・お菓子メーカーでの営業事務(正社員・約6年) ・結婚と育児でブランク(約11年) ・内科クリニックでの医療事務(パート・約1年) ・中古車販売店での受付・営業(契約社員・約3年) ・BPOセンターで総務・経理事務(契約社員・約2年) ・今年、念願の経理事務で半導体部品製造会社へ転職に成功(正社員) |
【重要】契約社員Aさんがとった正社員になるための転職戦略
では実際に、Aさんが契約社員から正社員に転職できた戦略を紹介します。
この方法は、他の人にも同じ方法で契約社員から正社員に転職できる可能性が高い方法ですよ。
転職戦略① 事務職で正社員になるため、1度目の転職では正社員を目指さない
えっ?
事務職で正社員になりたいのに、正社員を目指さないってどういうこと??
そう思いますよね。
しかし、あえて目指さないのです。
転職1回目は。
どういうことか、説明します。
事務職の正社員をいきなり目指すのは、やはり高き門。
それなら少しだけ遠回りになりますが、先ずはその高き門をクリアできるための転職をするのです。
なかなな正社員での転職は難しいことを理解しているAさんとしっかり話し、正社員になるための転職活動をすることにしました。
転職戦略② 契約社員でも良いと割り切り、豊富な経験を得るためBPOセンターに転職する
事務職で正社員を目指すための高き門をクリアしていくために必要なことは『圧倒的な経験』です。
日本のほとんどの企業は中小企業。
当然、中小企業での1人に期待される仕事の量と質は大きく高いものです。
採用の時、企業側はその期待に応えてくれそうかどうかを評価して採否を決めます。
その評価はあなたの『それまでの経験』。
そこで他のライバルに勝てる『圧倒的な経験』とは、どんな経験が考えました。
・多い事務量をこなす
・締め時間に追われての業務
・クレーム対応も通常業務
・電話応対しながらPC入力
・新人教育
・報告、連絡、相談は当たり前
・対外的なメール対応
これらのような環境で仕事ができるところの一つが『BPOセンター』。
(BPOセンターってナニ?は、この後に説明します。)
BPOセンターは、たくさんの事務業務を正確に処理することが求められますので、研修が充実しており経験を豊富に積むことができます。
Aさんは、このBPOセンターに約2年勤務し、10社分の総務・経理に関する事務処理を経験。
リーダー(SV)に昇格し、研修やクレーム対応も豊富に経験されました。
またBPOセンターで働くとメリットがたくさんありますので、それはこの後に説明します。
転職戦略③ 経験をウリに事務職での正社員の仕事を探す
BPOセンターに転職し、豊富な事務経験を積んだら、あなたの社会的な価値はUPしています。その経験をウリにして正社員の事務職を探しましょう。
・10社・500名分の給与計算処理
・新規事業の立ち上げ
・電話でのクレーム対応
・リーダー(SV)となり、メンバーへの研修・マニュアル作成
これらの経験を持って結果的に、契約社員から半導体部品製造会社の総務・経理事務の正社員になることができました。
では、契約社員から正社員になるための1回目の転職で最初の戦略であるBPOセンターへの転職方法を説明します。
BPOセンターは全国どこにでもあり、求人数も多いので意外に転職しやすい業界ですよ。
【疑問②】契約社員から転職可能?BPOセンターへの転職方法(注意点あり)
なぜならば、BPOセンターは人を採用しなければ売上が上がらないからです。
そんな入社しやすい環境で一時的に経験を積むことが、正社員の契約を獲得する第一歩。
では、詳しく説明していきます。
そもそもBPOセンターってナニ?
BPOセンターとは、ビジネスプロセスアウトソーシングの略で、総務や人事、経理・コールセンターなどといった事務職や、自社には運用ノウハウがない業務を、継続的に外部の事業者が受託し処理するためのセンターのことです。
BPOセンターで働くメリットは?
ここまでで、BPOセンターへの転職は比較的実現できそうということは知っていただけたと思います。
しかし、最終的に事務職の正社員で転職するために、BPOセンターに転職するメリットはどんな点でしょうか?
①転職しやすい
②研修が整っている
③未経験者でも募集が多い
④圧倒的な事務量を経験することができる
⑤頑張ればSVなど、リーダーになれやすい
⑥福利厚生がしっかりしている会社が多い
⑦有給が取れやすく、次の転職活動がしやすい
本来の目的である正社員で転職するために特に大きなメリットは④⑤⑦。
これらは、正社員で転職活動をする時に有利となる経験です。
職務経歴書や面接の時に、これらの経験をしっかりPRすることが大切です。
BPOセンターへの転職は簡単?
結論。BPOセンターへの転職は、『しやすい』です。
しかも圧倒的に。
なぜならばBPOセンターの業務は、人を採用することで処理できる業務量が増え、売上げがUPするというシステムになっているからです。
つまり人を採用しなければいけない点がBPOセンターの特徴で、採用担当者は常に採用できる人を探しています。
BPOセンターで働く際の注意点
反対に、BPOセンターに転職する際の注意点もありますので紹介します。
大変な部分も正直ありますが、正社員になるための一時的な環境だと割り切りましょう。
①きついクレーム対応が業務の場合がある
②職場の人間関係がきつい場合がある
③業務が分担されすぎて、全体的な仕事の理解ができない
①は、面接の際に業務内容をしっかり確認し、『クレーム対応はありますか?』など程度がわかるようにればいいでしょう。
ただし、クレーム対応も仕事と割り切れるのであれば、この業務も次の転職の際に大きなPRポイントになるので挑戦することもおススメ。
②は、入社してみなければ自分に合うかどうかの判断は正直難しいもの。
人間関係の不安はどの会社でもある事なので、仕事として割り切るかどうしても難しければ他の環境を探してもいいでしょう。
③は、重要です。
BPOセンターの中には業務が分担されすぎており、業務の部分的なことしか経験できず次につながりにくい環境もあります。
面接の際に、業務の振り分けをしっかり確認し、できる限りその後の正社員の仕事に近い仕事が多く経験できる業務体制の会社を選ぶことかポイント。
【まとめ】契約社員から事務職で正社員になった転職方法
最後に、契約社員から事務職で正社員に転職する方法をまとめます。
戦略的に2回の転職で、正社員を勝ち取りましょう!
転職➊ BPOセンターに転職し、手厚い研修とフォローがある環境で圧倒的経験を積む
事務職で正社員を目指すため、あえて契約社員でBPOセンターで『圧倒的な経験』を積むことが重要です。
正社員という高き門をクリアしていくために、契約社員であっても将来的なメリットがあるBPOセンターへ転職します。
①転職しやすい
②研修が整っている
③未経験者でも募集が多い
④圧倒的な事務量を経験することができる
⑤頑張ればSVなど、リーダーになれやすく、次の転職への強みができる
⑥福利厚生がしっかりしている会社が多い
⑦有給が取れやすく、次の転職活動がしやすい
企業が採用を考える時、期待に応えてくれそうかどうかを評価して採否を決めます。
その評価はあなたの『それまでの経験』。
つまり、『それまでの経験』が重要ということです。
その『経験』を積むことができる環境の一つが『BPOセンター』。
BPOセンターは、たくさんの事務業務を正確に処理することが求められるので、研修が充実しており経験を豊富に積むことができます。
なおBPOセンターの求人数が多いTOP3を紹介すると、リクルートエージェント

転職❷ 事務経験をもとにタイミングを計って正社員を獲得
BPOセンターに転職できたら、圧倒的な量の事務経験を積みましょう。
そしてその経験を積みながら、同時に正社員での転職活動を行うとGOOD。
その時のタイミングは、正社員の転職活動の時にPRポイントになるような仕事の量と質の経験が積めてきたと感じた時。
目安は、職務経歴書を書く内容や面接の場面を想像し、経験を伝えると強みになりそうだと思えたら。
実際Aさんの正社員に転職する事ができた面接の時、私は転職エージェントとして隣に座っていました。面接後に企業の採用担当者から聞いた評価のポイントをまとめます。
・経理・総務事務をさばいていた業務量
・クレーム対応をしていたところから感じるストレス耐性
・電話対応で培った対応力
・BtoBでのメール対応経験
・残業対応可能な点
評価されたポイントは、BPOセンターでの経験の部分でした。
最後に、契約社員から戦略的転職で正社員になりたい方へ、BPOセンターの求人が多いTOP3サイトに登録する前に知っておきたい評判・口コミを紹介します。
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