コロナ禍 転職活動 影響

コロナ禍での転職活動への影響と心構えと対策【速報版】

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、世界的に私たちの生活は大きな影響を受けています。
中でも経済活動への影響は大きく日頃の私たちの仕事にも変化が迫られています。

そんな中、転職エージェントの私のところへも、将来の不安から転職を考えご相談に来られる方が増えてきています。

この記事では、ご相談にこられる方にお伝えしている“コロナ禍での転職活動への影響と、必ず知っておいていただきたい心構えと対策”を紹介します。

この記事は、こんな人におすすめ

・コロナの影響で、自分の会社の将来が不安な人
・転職をしたいけど、コロナ禍の今すべきかコロナ後なのかを悩んでる人
・会社を今すぐ辞めて転職したい人
・転職活動中の人
この記事を読めばコロナ禍の今、転職を考えている人が必要な心構えと準備・対策を確認することができます。
コロナの影響で未経験の職種へ転職を考えてる人におすすめ転職法

【影響】求人数が減り求職者数が増え、競争倍率が上がっている

先ずはコロナ禍のいまの環境を確認してみましょう。
競争倍率の目安になる厚生労働省が毎月発表している有効求人倍率を紹介します。

コロナが発生する前の令和元年12月までは、月間有効求職者数が170万人前後で月間有効求人数260万件前後であり、有効求人倍率は約1.6倍でした。

しかし、令和2年1月から徐々に有効求人倍率は減少し緊急事態宣言が出た4月~6月は特に落ち込み影響がみられます。
現在は底を打った感じですが、令和2年10月現在の有効求人倍率は1.06倍と低水準のままです。

つまり有効求人倍率が、1.6倍という1人の求職者あたり1.6つの求人があった環境から、1人あたり1.06つの求人しかないという環境になっています。

男女別求職者数をみると、令和2年11月時点では男性は前年に比べ11万人、女性は7万人程増えており影響が大きいと言えます。

【心構え】転職活動は『いま?』それとも『コロナ後?』 答えは一択です

ここまでで、コロナ禍のいまは転職活動は厳しさを増していることが分かったと思います。
では、転職活動はいま行うべきなのでしょうか?それともコロナ後なのでしょうか?

答えは、『いま』一択です。

以前に比べコロナの影響で転職活動は難しくなってはいますが、前述の通り求人数は徐々に増加してきています。また、採用をしている企業は、コロナの影響でやむを得ず転職をすることになった優秀な人を採用したいとアンテナを張っています。

結果的にコロナ禍の中で転職ができなかったとしても、コロナ禍での経験はコロナ後の転職活動に必ず生きてきます。

コロナ禍の転職活動はコロナ前に比べ転職活動を行う期間が長くなってしまう可能性がありますが、転職を考えているのであれば今からでも情報収集や活動を行っていく方が良いでしょう。

あなたに合った求人は、今日にでも出てくるかもしれません。
しっかり転職活動を進めていきましょう。

【対策】『応募量』と『準備の質』を上げよう

では、コロナ禍の転職活動はどのようにしていけばいいのでしょうか。ここでは、あなたが転職活動を成功させるための対策を紹介します。

先ず重要な対策は、『転職活動する量を絶対的に増やす事』です。
前述した通りコロナ前の有効求人倍率は全国平均で約1.6倍ほどでしたが、令和2年11月現在で1.06倍になっています。

つまりおおよそ通常の1.5倍ほどの行動量があれば、数字的にはコロナ前と近い状況になるかも知れません。もちろんそんな単純ではないでしょうが、要はコロナ禍の転職活動はそのくらいの行動量が成功に近づくと言えそうです。

そしてその活動量よりも重要なことは、『転職活動の質』です。

ただやみくもに求人誌やハローワークから何となく応募を繰り返して不採用になっていると労力も大変ですし、なにより精神的にダメージを受けます。

コロナ禍の転職活動を成功させるためには、転職活動の質を向上させる必要があります。次に転職活動の質を上げるポイントを、まとめて紹介します。

・質を上げるポイント①・・・自分のスキルとやりたいことを棚卸
・質を上げるポイント②・・・履歴書・職務経歴書のレベルアップ
・質を上げるポイント③・・・面接力のレベルアップ
・質を上げるポイント④・・・あなたに合った求人情報に多く触れる
・質を上げるポイント⑤・・・関心はないが、あなたに合った情報に触れる
・質を上げるポイント⑥・・・あなたの転職活動の味方を作る
どうでしょうか?どのくらいできていますか?

実はこれらの転職活動の質を上げるポイントを自分一人で行うことはとても難しいです。
しかし転職活動を成功させるためには、これらのポイントを押さえていくことが近道と言えます。

ではどのようにすればいいのでしょうか?
この転職活動の質は、転職エージェントを利用すれば飛躍的に必ず上がります。
転職エージェントに相談することはハードルが高いと感じるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。むしろ歓迎されると思ってください。
まだ転職エージェントに登録をしていない人は、【保存版】サイトごと特徴解説付き  おすすめ『転職サイト』と『転職エージェント』を参考にしてください。
きっと転職活動の質が、劇的に向上し成功への近道になるはずです。

【対策】オンライン面接の準備をしよう

コロナ禍のいま、面接や転職エージェントへの登録はオンラインで行われることが多くなりました。なかなか慣れないことかもしれませんが、これからの転職活動では多くの場面で通らなければいけません。

オンライン面接の注意点をTwitterにまとめましたので参考にしてください。

あまり慣れていない人は、まずは家族や友達とLINE・Skype・ZOOMなどをつないで慣れておきましょう。

【心構え】選考が突然中止になる事も想定しよう

いま現在人材を募集している企業でも、コロナの影響が長期化していくと収益の悪化や将来の展望が不透明になり、募集活動をストップしてしまうことも考えられます。

具体的には、令和2年7月に私は転職エージェントとして、ある支店の社員募集を依頼されたため候補者を推薦したのですが、突然支店閉鎖が決まり急遽採用活動がストップしました。
このように仮に選考途中でも、急遽採用活動をストップした事例を私も経験しています。

つまりコロナ禍のいま、選考が突然ストップしてしまう可能性があるという心構えを持ち、そのために普段の状況よりも多めの転職活動を行うことが重要です。

また大切なことは、急遽採用活動がストップしたとしても、あなたのせいではありませんので落ち込む必要はありません。むしろ、そのような会社に入社せずに済んでよかったと割り切ることが大切でしょう。

【対策・重要】絶対今の仕事を先に辞めない

コロナ禍のいま、転職活動は難しくなっていることはお伝えしてきました。

私は転職エージェントとして普段から多くの転職希望の方と面談しますが、中にはすでに退職した後に相談に来る人がいらっしゃいます。

転職活動はタイミングが重要です。次に転職したい会社にすぐに出会えるかはわかりません。仕事が決まらない状態が長く続くと、あせりから満足な転職や条件を引き出すことができないことが良くあります。

転職活動の鉄則は、先に仕事を辞めないこと。
会社を辞めざるを得ない場合は、その状況がわかったらすぐに転職活動をスタートさせましょう。

【対策】常に準備し、その時に備えよう

ここまでコロナ禍のいまの転職活動への影響やその心構え、また対策をまとめてきました。

大切なことは、毎日新しい求人は出てきているので、常に質の高い準備を行っておくことです。
すると良い求人が出た時の一歩が良いスタートを切ることができます。

ぜひ、すぐにでも質の高い転職活動を始めましょう!

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